線刻千手観音等鏡像

線刻千手観音等鏡像

国宝を訪ねて

国宝「線刻千手観音等鏡像」は平安時代の作で、江戸時代に用水路の工事中に出土しました。今は神社のご神体となって大事に管理されています。

この国宝は年1回例大祭の日に1時間だけ公開されます。詳細はよく分からなかったのですが、過去の情報を基に13時30分頃に行きました。駐車場はありますが、あまり広くないので、早めに行った方がいいと思います。

鳥居
茅の輪

神社に着くと、まず記帳してパンフレットをもらいます。拝観料は無料です。
すでに神事が始まっていて、剣舞や祝詞の奏上、玉串の奉納が行われ、地元の国会議員や県会議員、東京国立博物館の研究員などが列席していました。

線刻千手観音等鏡像

神事は結構長く続き、14時30分くらいから拝観がはじまりました。驚いたのが撮影OKだったことです。すぐ近くで撮影していた人は「そんなに近くで撮らないでください」と注意されていましたが、少し離れた位置から撮影可能でした。建物内に張られたしめ縄の紙も記念に持ち帰れます。

ここがすごい

直径わずか14cmの鏡面に精緻な毛彫り(毛のように細い線で彫刻すること)で千手観音像などが描かれていること、平安仏画にも比肩する千手観音像の豊麗な顔つきなどが貴重です。

この国宝を観るには

  • 水神社(秋田県大仙市)のご神体で、8月17日の例大祭の日に1時間だけ公開されます。
  • 駐車場はあります。レンタカーで行くのがいいと思います。
  • 撮影:例大祭の日に、少し離れた位置から撮影可能です。
  • 近くのドンパルにレプリカがあります。

参考文献

  • 国宝事典
  • 水神社パンフレット

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