国宝を訪ねて
この国宝は、鹿島神宮が所蔵する日本最大の直刀です。2代目の韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)として、鹿島神宮に伝来しました。長さは何と2.23mと、人の身長より長いです。奈良~平安初期の作と考えられています。詳しい由緒は鹿島神宮のHPが詳しいです。
鹿島神宮の宝庫が修理中のため、現在は茨城県立歴史館に寄託されています。次の写真は鹿島神宮本殿です。
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2024年は茨城県立歴史館開館50周年ということで、記念特別展が開催されていました。というわけでやってきました、水戸。
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水戸といえば水戸黄門。駅前では銅像がお出迎えです。ここからバスで歴史館に向かいます。
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天守台みたいなデザインの建物になっています。特別展「名品、ゾクゾク 歴史館の半世紀」が開催中でした。撮影OKなのもうれしいところなのですが、残念ながら直刀は撮影NG。ポスターの画像で見てください。長さが2m以上なので、実物を見ると、かなり長くてビックリしますよ。さびていないのは、昭和29年に研磨を加えたからだそうです。この時は拵えは出ていませんでしたが、拵えのみ、大阪市立美術館の国宝展に出品されていました。
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着いたときは小雨がぱらついていたのですが、歴史館を出る頃にはすっかり晴れて、イチョウがきれいでした。
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敷地内には、昔の小学校を移築したものもあります。
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少し歩いたところに偕楽園もありますので、そちらも立ち寄るといいですよ。
ここがすごい
- 現存最大の直刀であり、長大な刀身がすごい。
- この長さを一気に焼き入れした技術がすごい。
- 拵えも平安時代のものであり、拵えにも注目しよう。

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